【玉ノ井親方 視点】ようやく目覚めた大器・琴勝峰 一気に三役に駆け上がれ

[ 2025年7月27日 19:40 ]

大相撲名古屋場所千秋楽 ( 2025年7月27日    IGアリーナ )

<大相撲名古屋場所・千秋楽>優勝を決め勝ち名乗りを受ける琴勝峰(撮影・亀井 直樹)
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 前頭15枚目の琴勝峰は、負けて元々という意識で、良い緊張感を持って大一番に臨めたのではないか。当たりに威力があり足も前に出ていたから、突き落としも効果的だった。

 大器がようやく目覚めた感じだろうか。1メートル90の恵まれたサイズで入門時から期待された存在だったが、以前は体に芯がない感じでケガなどで伸び悩んだ。それがようやく全身に「実」が入った形だ。来場所は番付も上がる。ただ、そこではね返されて大敗するようでは優勝した意味がない。一気に三役に駆け上がるくらいでなければ、世代交代の荒波の中で置いていかれてしまうだろう。

 安青錦は前日、草野に敗れ勢いが止まったのが痛かった。負けられないという意識が強すぎたのか、いつものように足が前に出ていかず、簡単に落ちてしまった。ただ“負けて覚える相撲かな”という。来場所はこの悔しさを糧に、さらなる成長を期待したい。(元大関・栃東)

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