【二所ノ関親方・真眼】玉鷲 できることだけをやる“脱力”意識が長続きの秘訣

[ 2025年7月23日 04:41 ]

大相撲名古屋場所10日目 ( 2025年7月22日    IGアリーナ )

玉鷲
Photo By スポニチ

 大の里の攻めが雑だったとはいえ、玉鷲の奮闘は立派です。下からの押し上げで抵抗し左おっつけに加え、右もうまく使った。土俵際も長年の経験で培った粘りを発揮しました。

 40歳でも体には張りがありますし、基礎運動などを地道にやってきた成果。若手以上に若手らしい充実ぶりです。勝負の世界ですから、大一番になればなるほど100%以上の力を出し切ろうと力んでしまうのは当然です。玉鷲は、やれる範囲のことだけをやろうと肩の力を抜いて臨んでいる。それが長続きの秘訣(ひけつ)にもなっているのでしょう。

 大の里は焦って墓穴を掘りました。3敗は横綱としては不本意ですし、もう優勝はないと思った方がいい。年6場所、常に力を出し切れる体づくりは想像以上に難しいもので、夏場の調整も本腰を入れて取り組まないといけません。課題もたくさん見つかりましたが、まだ残り5日間あります。最後まで横綱らしい相撲を取りきることを期待しています。 (元横綱・稀勢の里)

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年7月23日のニュース