朝乃山「玉鷲関を見習って」 前日40歳8カ月で金星 4勝で十両復帰の権利獲得

[ 2025年7月23日 15:31 ]

大相撲名古屋場所11日目 ( 2025年7月23日    IGアリーナ )

<名古屋場所・11日目>五島(右)を上手出し投げで下す朝乃山(撮影・亀井 直樹)
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 西幕下筆頭・朝乃山(31=高砂部屋)が東幕下9枚目・五島(22=藤島部屋)を上手出し投げで下し、4勝2敗として勝ち越した。立ち合いすぐに得意の右四つになり土俵際まで運んだ。押し切れなかったが、左上手に手がかかりすぐさま投げ捨てた。

 「土俵際まで追い込んで左上手にかかった。うまく押せたと思う」

 取組への手応えを示すと「あと一番が大事。きょうあったことは忘れて、あと一番に集中したい」。西幕下筆頭で勝ち越したことで再十両の権利は手にしたが、十両から落ちる力士が少なかったり、自身より下位でも好成績のため昇進が優先されてしまうケースもある。自身にできることは今場所残されたあと一番に勝つこと。それへの意識を取組直後ながら高めた。

 前日、平幕・玉鷲が新横綱・大の里を突き落とし、昭和以降の新入幕で最年長となる40歳8カ月で挙げた金星に刺激を受けた。朝乃山は我が身に引き寄せた。

 「玉鷲関の記事を読んで、昨日の夜から考えた。ワクワクする、楽しむという気持ちでいきました」

 玉鷲が口癖とする「楽しむ」。精神面だけでなく体の張りなど、「力士みんながお手本にする。玉鷲関を見習って、若々しい相撲を取っていきたい」。大関昇進後、三段目、そこから三役復帰、そして再び三段目。浮沈を繰り返す土俵人生を歩むからこそ、感じ取れる教えがあった。

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