羽生結弦さん 交わり 高まる 深緑の4年目へ「目指すもの 見えているものに 手が届くように」

[ 2025年7月19日 04:40 ]

プロ3周年を迎えた羽生結弦さん(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート男子で五輪連覇の羽生結弦さん(30)が19日、ちょうどプロ転向3年を迎えた。今年もまた、プロに飛び込んだ節目に合わせてスポニチ本紙の取材に応じ、撮影ではさまざまな表情を見せ、インタビューで現在地を包み隠さずに明かした。

 正解が存在しないプロの道を突き進んで3年。30歳となった昨年12月7日から今年2月まで完走したアイスストーリー第3弾「Echoes of Life」。3月の宮城での「notte stellata」では狂言師・野村萬斎との夢コラボレーションも実現させた。「自分がつくり上げたい総合芸術が固まった一年」と振り返る。

 そして、4年目。周囲からの期待に応えること、そして、自らが心から良いと思える演技を貫く別々のモチベーションが「グラデーションで交わってきている」。だからこそ「どんなものを作り上げていくのかということに対し、より自信を持てている」とうなずく。

 魂を込めて舞い続ける根源的なテーマは「“今を生きている”ということ、これから“生きたい”と思えるような演技」。卓越したフィギュアスケートの技術に、新たなジャンルを掛け合わせることで表現の解像度は高まり、訴求力は強まる。そして「この延長線上に理想型を持っていいんだなと思えた」と語る。

 信じる道を突き進んだからこそ、新たな可能性をくっきりと視界に捉えている。「目指すもの 見えているものに 手が届くように」――。銀盤に刻み込む軌跡が、新たな伝説を紡いでいく。 

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