【陸上】45歳の末續慎吾、11秒08で涙「人生でこんなに悔しいことが…」 世界陸上への道を絶たれ

[ 2025年6月8日 11:45 ]

陸上・関西実業団選手権最終日 ( 2025年6月8日    大阪市・ヤンマースタジアム長居など )

レースを終え、電光掲示板を見つめる末續
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 男子100メートルのオープンに200メートル日本記録保持者で45歳の末續慎吾(EAGLERUN)が出場し、11秒08をマークして1組7着となった。追い風0・1メートルだった。

 今月2日に45歳となった末續は、昨年11月に自身のSNSで世界選手権に向けて現役選手として挑戦することを表明。今季は5月4日のSANOスプリントで10秒86、5月17~18日のアースグランプリでは10秒82をマークした。

 ただ、SANOスプリントで左外反母趾に痛みが生じ、満足に練習を積めない日々が続いてきた。その状況下で迎えた今大会。7月の日本選手権の申込資格記録(10秒34)を突破できず、その先にある世界選手権への出場も難しくなった。

 「人生でこんなに悔しいことがあるのかと。今日、東京世界陸上という風に謳った挑戦が終わってしまうのかなと思うと、まだ気持ちの整理がつかない。自分の中で終わっていないような、でも終わったんだよなという気持ちになったり…。それが今の素直な気持ちです」

 本気でチャレンジしてきたからこそ、レース後の取材時には悔し涙を流した。多くの賛同を集め、周りと一緒になって目指してきた大舞台には立てなくなった。今後について問われると、思いを巡らせた。

 「自分というものを応援してくれた人と向き合って決めようかなと。以前は、自分でパッとやりたいといって決めたけど、今回は僕が世界陸上を目指すと言った。挑戦すると言って、それがダメだった。その上で、今後どうするかという話は(周りと)します」

 03年の世界選手権では、200メートルで銅メダルを獲得した末續。100メートルの自己ベストは03年に出した10秒03となっている。

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