バレーボール女子選手 国籍変更も日本代表資格得られず 協会不手際 FIVBの規定変更把握せず

[ 2025年6月1日 05:30 ]

 バレーボール女子で、日本国籍を取得すれば代表選出の可能性があると伝えられ、国籍変更に踏み切った選手が、日本バレーボール協会の手続きの不備で代表資格を得られない事態となっていることが31日、分かった。この選手は、協会に質問状を提出。弁護士らによる第三者委員会が調査している。

 この選手は18年から日本でプレー。出生国の代表として国際大会に出場した経験があったが、22年に日本協会関係者から「国籍変更すれば代表入りできる可能性が高い」と伝えられ、変更を決意。日本人男性と結婚し手続きを進めていた。

 国際バレーボール連盟(FIVB)は他国での代表経験があっても、所属国・地域の協会の変更をFIVBが認めて2年が経過すれば代表選手になれると規定していた。だが23年6月に国籍を変えても所属協会の変更は認めないと改定。同年7月に発表した。

 FIVBは新規定の施行までに90日間の猶予を設けた。だが日本協会は当時、国籍変更を進めていた幹部らがFIVBの発表を把握しておらず、女子選手が申請を進めていることを申し出ていなかった。女子選手は24年6月に日本国籍を取得したが、FIVBから所属協会の変更を認められていない。

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