【リーグワン】阪神大震災30年の節目に神戸は有終3位 天敵埼玉を22年ぶり撃破

[ 2025年6月1日 06:00 ]

NTTジャパンラグビーリーグワン プレーオフ3位決定戦   神戸22―17埼玉 ( 2025年5月31日    秩父宮ラグビー場 )

<埼玉・神戸>埼玉の猛攻をしのいで勝利した神戸(赤基調のジャージー)(撮影・篠原 岳夫)
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 プレーオフ3位決定戦が行われ、レギュラーシーズン5位の神戸が同2位の埼玉を22―17で下した。後半25分に途中出場のFLヴィリー・ポトヒエッター(23)のトライで逆転。2003年の白星を最後に1分けを挟んで20連敗中だった埼玉から22年ぶりの白星を挙げ、史上最高位でシーズンを終えた。決勝はきょう6月1日に東京・国立競技場で行われ、昨季王者のBL東京と2季ぶりの優勝を狙う東京ベイが対戦する。

 苦しい時間を乗り越え、神戸に歓喜の瞬間が訪れた。終盤は埼玉に攻め込まれ、自陣5メートルライン内での攻防が続く。相手の突進を何度も耐え、最後はCTB李がボールを蹴り出してノーサイド。天敵を下して過去最高の3位でシーズンを締めくくり、仲間と喜び合った主将の元ニュージーランド代表LOレタリックは「最後にふさわしい試合ができた」と胸を張った。8点をリードした前半20分に落雷の可能性があることから試合が中断。約50分後に再開した。風下の後半に一度は逆転を許すも、25分にポトヒエッターのトライで再逆転。ここまで1分けを挟んで20連敗中だった埼玉から03年12月20日以来となる22年ぶりの白星を挙げた。チーム最年長の39歳PR山下裕でも経験したことのない1勝を手にした。

 24日の準決勝でBL東京に3―31と完敗した。悲願のリーグワン初制覇を逃しながらも、3位決定戦には大きな意味があった。今季、レギュラーシーズンで1~3位となったBL東京、埼玉、東京ベイにはここまで全敗。「自分たちがそのレベルで戦えるかどうかを証明するチャンス」という思いを共有し、1週間を過ごしてきた。

 阪神大震災から節目の30年。CTB李は「阪神大震災から30年という節目でチャンピオンを目指してきた。優勝には届かなかったが、笑って終われることがうれしい」と誇った。就任2季目のレニー・ヘッドコーチは「(昨季と比べて)特にセットプレーは成長したところ」と称えた。この日は新人5選手が出場するなど若手も台頭。来季はさらなる飛躍を目指す。 (西海 康平)

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