“ゴルフ天才少女”須藤弥勒 最年少予選突破へ 闘病しながらキャディー務める母に家族がゴルフ寺で祈願

[ 2025年3月21日 06:00 ]

ゴルフ寺で祈願する、須藤ファミリー

 女子ゴルフの今季第2戦Vポイント×SMBCレディースは21日から3日間、千葉・紫CCすみれCで開催される。

 年齢制限が設けられた17年以降では最年少となる予選突破を狙う、史上初めてジュニアメジャー4冠を達成し、天才ゴルフ少女と呼ばれる須藤弥勒(13=ゴルフ5/太陽自動車)が出場する。開幕を控えた20日には家族が「ゴルフ寺」と知られる全性寺で祈願法要をしたことが明らかになった。

 弥勒の実家から片道2時間ほどにある群馬県・太田市の秋間はゴルフのメッカとして有名な場所。その里山に建立されている由緒ある全性寺はゴルファーの中では有名な「悟留譜観世音菩薩」(ごるふかんぜおんぼさつ)が鎮座されており、ゴルフを通して心安らかな人生を送りたいとと願う人々が参拝に訪れる。

 息子たちは連れて全性寺へ祈願に訪れた父・憲一さんは、「13歳の現時点でやるべきことは家族としてはやっとと思うのですが、ゴルフというのは技術や力量だけではなく運などの要素も大きく含まれると思います。自分の打った瞬間に突風が吹いたり、ナイスオンしても小さな石に当たり跳ねたり、人間の力を超えた何かがある時もよく感じます。何とか明日、明後日日頃の弥勒の努力が実ること、そして何よりもガン上がりで誰の制しも聞かず、娘のためにやると意気込んでキャディーを務める家内が無事にキャディーを務めあげ安堵して帰宅できますように」と祈りを捧げた。

 妹のグローブを奉納した兄・桃太郎は「注目を浴びる中、誰よりもストイックに練習していると思いますし、結果を出してほしいですが、本人の全力が出し切れるように心を込めて祈りました」と話した。

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の出場規定では2017年から13歳以上という年齢制限が設けられた。以前には松原由美が12歳270日という予選通過した例があるが、現行制度となってからは新地真美夏が21年のスタンレーレディスで樹立した14歳91日が最年少記録となる。

 弥勒はきょうの時点で13歳228日。今回が最後のチャンスではなく、今年中に達成すれば17年以降では最年少となる予選突破となる。難コース、そして渋野や吉田ら米ツアーの猛者が多く参戦する中、「天才少女」の行方に目が離せない。

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