女子マラソン 3種目出場の”超人”ハッサンが五輪新記録で金メダル! 東京では5000Mと1万Mで2冠

[ 2024年8月11日 17:12 ]

パリ五輪最終日 女子マラソン ( 2024年8月11日    パリ市庁舎─アンバリッド(廃兵院)の42・195キロ )

女子マラソンを制したハッサン(AP)
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 女子マラソンが行われ、世界歴代2位の記録を持つシファン・ハッサン(31=オランダ)が2時間22分55秒で金メダルに輝いた。ハッサンは21年東京五輪ではトラック種目の5000メートルと1万メートルで2冠に輝いており、3種目での金メダル獲得となった。

 先頭集団の中でレースを進めていたハッサンは28キロからの上り坂を前に一度は後退した。それでも上りで集団に追いつくと、トップには立たずに横か後方の位置をキープ。残り1キロからはケニア、エチオピア勢との4人で優勝争いとなり、最後はティギスト・アセファ(27=エチオピア)と2人でのスプリント勝負に突入。コーナーでぶつかる場面もあったものの、自慢のスピードを生かし3秒差で先着した。

 ハッサンは今大会、5000メートルと1万メートルでも銅メダルを獲得。5000メートルは予選と決勝の2レースを走っており、マラソンとの計3種目で62.195キロを走った計算になる。1万メートル決勝は9日夜に行われており、マラソンは34時間半後のスタートとなっていた。

 昨年10月のシカゴマラソンでは世界歴代2位の2時間13分44秒をマークしていた。

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