【レスリング】日下尚「うどんパワーで耐え抜きました」前夜に勝負メシをチャージし金に王手 パリ五輪

[ 2024年8月7日 02:26 ]

パリ五輪12日目 レスリング ( 2024年8月6日    シャンドマルス・アリーナ )

<パリ五輪・レスリング男子77キロ級準決勝>決勝進出を決め吠える日下(撮影・岡田 丈靖)
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 男子グレコローマンスタイル77キロ級で初出場の日下尚(23=三恵海運)が準決勝でマルハス・アモヤン(アルメニア)を3―1で下し、銀メダル以上を確定させる決勝進出を決めた。同スタイルの決勝進出は60キロ級の文田健一郎から2日連続で、日本勢の活躍が目立っている。

 試合後、「本当は自分の目標は決勝なので、うれしくないと言いたいところなんですけど、正直、めちゃくちゃうれしいです」と話した日下は、香川県高松市出身。好物は讃岐っ子らしくうどんで、実家の近所にある名店「あづまうどん」をこよなく愛する。海外遠征でも乾麺を持参し、試合の前日に“勝負メシ”として食べることをルーティンとしているが、今回、口にしたうどんは少量だという。

 「すすりました。コシがチャージされて、(準決勝の)ラスト2分、うどんパワーで耐え抜きました。ただ、ちょっと体重が(前夜の時点で)750(グラム)オーバーしていたので、軽くすすって。それだけしかできなかったっすね」と普段よりも少ない量しか食べられなかったことを明かした。

 それでも会心の勝利を挙げ、いよいよ7日には決勝を控える。「人生を変えるためにここに来た。こんなところで満足していないので、最後は(優勝して)人生を変えてきたいと思います」と話した日下。決勝前の勝負メシについては「ちょっと体重を落とさないといけないので、代休次第ですけど、計量をクリアしたらすすりたい」と話した。

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