柔道選手団帰国 斉藤「4年後は自分が」エースの誓い 32歳角田にはサプライズ

[ 2024年8月7日 03:45 ]

<パリ五輪柔道日本代表帰国>帰国しサプライズで角田(前列左から4人目)の誕生日を祝福する日本代表の選手たち(撮影・会津 智海)
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 柔道代表の男女14人全員がメダルを首から下げて姿を現すと、約500人のファンが温かい拍手で出迎えた。男子100キロ超級5位の斉藤立(22=JESグループ)は会見で「力不足だった」と吐露。混合団体の決勝で2度一本負けした悔しさを胸に「4年後は自分が引っ張っていく選手に」と28年ロサンゼルス五輪で絶対的エースになることを誓った。

 また、15年に亡くなった父・仁さん(享年54)についても「近づけたとは全く思っていない。この重圧の中で勝ちきったのは凄い」と言及。同じ大舞台を経験したことで、84年ロサンゼルスと88年ソウルを連覇した父の偉大さを改めて感じた様子だった。

【「ハッピーバースデー」の大合唱】
 女子48キロ級金メダルの角田は、この日が32歳の誕生日。会見終了後に突然音楽が流れ、サプライズでケーキが登場した。そして全員で手拍子しながら「ハッピーバースデー」の大合唱。角田は「人生で最高の誕生日になった」と満面の笑みを見せた。初出場の夢舞台で最高の結果。「東京五輪はテレビで見て悔しい思いをしたけど、今回はメダルを持って帰ることができてうれしい」と満足げに話した。

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