ラグビー「KOBELCO CUP2024」女子東北の後藤主将は花巻東 野球部に「負けずに頑張る」

[ 2024年8月3日 06:00 ]

東北の選手として戦う、花巻東高の生徒たち
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 ラグビーの「KOBELCO CUP2024」第20回全国高等学校合同チーム大会と第14回全国高等学校女子合同チーム大会(特別協賛・KOBELCOグループ)はきょう3日、各カテゴリーの決勝リーグが開催される。予選リーグを1勝1敗で終えた女子の東北は2日、全体練習で最終調整を行った。予選Aグループ1位通過の九州は3年連続優勝を目指す。

 流れる汗を拭いながら、東北勢は必死にボールを追いかけた。予選リーグの疲労が残る中、2時間みっちり練習。試合を想定した実戦練習で、ディフェンスの動きの確認を入念に行った。

 昨年までは各地区のレベルを考慮し、決勝リーグと育成リーグに分かれていたが、今大会からは9地区全てが同じフィールドで戦う。育成チームだった東北は厳しい戦いを強いられるが、花巻東3年のフランカー後藤渚菜主将は「挑戦者という立場なのでまずは全力で挑んで楽しみたい」と意気込む。

 大会前にはうれしい知らせが届いた。野球部が2年連続で夏の甲子園切符を獲得。地方大会も現地で観戦したという後藤主将は「負けずに頑張ろうと思う」と今度はラガールが夏を盛り上げる。

 <女子・近畿>20周年記念イベントに参加し、リーグワン神戸の選手たちとの交流を楽しんだ。京都成章3年で、今大会は近畿チームを束ねるCTB尾久土栞主将は「体も大きいし凄い!会えると思っていなかったのでうれしかった」と喜んだ。きょうの決勝リーグでは中国、東北と対決する。この日は全体練習で汗を流し、「とにかく自分たちのラグビーができれば」と言い聞かせた。

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