万感銅メダル「早田ひな」ってこんな人 独特の“ひな語”駆使、年季入った遠征のお供とは…

[ 2024年8月3日 22:29 ]

パリ五輪第9日 卓球 ( 2024年8月3日    パリ南アリーナ )

<パリ五輪 卓球女子シングルス3位決定戦>銅メダルを獲得し感涙する早田(右)(撮影・小海途 良幹)
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 女子シングルス3位決定戦で、世界ランク5位の早田ひな(24=日本生命)が、同8位のシン・ユビン(韓国)を4―2で下して銅メダルを獲得した。日本勢の同種目表彰台は、21年東京の伊藤美誠の銅メダルに続き、2大会連続となった。

 【早田ひなってこんな人】

☆生年月日とサイズ 2000年(平12)7月7日生まれ、福岡県北九州市出身の24歳。1メートル67。左シェーク・ドライブ攻撃型。

 ☆競技歴と所属 姉の影響を受けて4歳の時に地元の石田卓球N+で始める。利き腕は右だが、素質を見込まれて左手でラケットを握るようになる。中間東中、希望が丘高と進み、現在は日本生命所属。

 ☆成績 全日本選手権のシングルスは20年に初制覇。東京五輪は補欠。23年に世界選手権で銅メダルを獲得。24年の世界選手権団体は銀メダル。

 ☆ひな語 中学の時、良いドライブを打った時に大塚愛の「さくらんぼ」が流れていたことから、石田大輔コーチが「さくらんぼドライブ」と命名。プレーを分かりやすく共通認識するように独自のワードを活用。ほかに「パラパラチャーハン」などもあり「自分の頭をシンプルにするために良い」。

 ☆必須アイテム 小学1年の時、母に買ってもらった「ひよこ柄の黄色い毛布」を今も愛用。色落ちしても使い続ける遠征の必需品で、もちろんパリにも持参。

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