【体操】リオ金の34歳・田中佑典「五輪に出る気持ちが自分を強くしてくれる」貢献度でパリ急浮上

[ 2024年4月14日 17:00 ]

体操全日本個人総合選手権最終日 ( 2024年4月14日    群馬・高崎アリーナ )

田中佑典
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 パリ五輪代表2次選考会を兼ねて行われ、男子決勝で、16年リオ五輪団体金メダルの34歳・田中佑典(田中体操ク)が合計169・764点で6位だった。平行棒で全体2位の14・933点を出し、平行棒でも14・966点をマークするなど得意種目で上積みした。

 「我ながら変人」と笑ったベテランは「落ち着いて演技できた。五輪に出るという気持ちが自分を強くしてくれる」と話した。「若き老害になるのが嫌」と練習から若い選手たちと切磋琢磨(せっさたくま)しながら、パリ五輪を目指している。

 橋本大輝を除く男子の残り4枠のパリ五輪代表は今大会の得点を持ち越し、5月のNHK杯(高崎アリーナ)との合計点上位2人と貢献度で2人が決まる。田中について、日本協会の水鳥寿思・男子代表強化本部長は「チャンスがある」と語った。

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