【Wリーグ】デンソー 逆転でリベンジ 高田真希「燃える」Wリーグ最多7168人沸かせた

[ 2024年4月14日 18:03 ]

Wリーグプレーオフ ( 2024年4月14日    東京・武蔵野の森スポーツプラザ )

<Wリーグ 富士通・デンソー>第3クオーター、試合に臨むデンソー・高田(左)(撮影・西海健太郎)
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 2戦先勝方式の決勝第2戦が行われ、初優勝を目指すデンソー(レギュラーシーズン2位)が07~08年シーズン以来16季ぶり2度目の頂点を狙う富士通(同1位)に73―62で勝利し、1勝1敗となった。

 第1戦で敗れたリベンジを果たした。前半を33―37で折り返す劣勢な展開も、第3Qで篠原華実(27)の3ポイント(P)シュートで追いつく。続けて日本代表の馬瓜エブリン(28)の3Pシュートで逆転に成功した。馬瓜はチームトップの17得点の活躍を見せ、存在感を放った。

 篠原、馬瓜とともに2桁得点を挙げた赤穂ひまわり(25)は「タフな試合だったが、後半はアグレッシブにディフェンスできた」と振り返った。前半終了間際にブザービーターを決め、2年連続3度目のレギュラーシーズンMVPを受賞した高田真希(34)からは「気持ちが表れているからこそだと思う」と評価された。

 リバウンド数37対29(オフェンスリバウンド数16対9)でゴール下の戦いを制した。高田は「とにかく取りにいく。勝つために必要」と語り、赤穂ひまわりも「みんなで、しっかり入れたのが良かった。明日も続けたい」と手応えを口にした。

 会場にはWリーグ史上最多7168人の観衆が集まった。高田は「選手にとってはうれしいことだし、気持ちが燃える部分でもある」と感謝した。悲願の初優勝を果たした昨年12月の全日本選手権に続く2冠へ望みをつないだデンソー。運命の第3戦は15日に行われる。

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