吉田優利“洗礼”134位 「ボコボコ」の芝に戸惑い 

[ 2024年3月22日 14:45 ]

米女子ゴルフツアー 朴セリ選手権第1日 ( 2024年3月21日    カリフォルニア州・パロス・ベルデスGC=6447ヤード、パー71 )

吉田優利
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 第1ラウンドが行われ、米ツアー本格参戦初戦となった吉田優利(23=エプソン)は3バーディー、9ボギーの6オーバー、77で134位とほろ苦いデビューとなった。日本勢では笹生優花が5アンダー、66で首位と2打差の3位。西村優菜は68で7位、西郷真央、畑岡奈紗、勝みなみは70で28位。渋野日向子と稲見萌寧は71で44位。古江彩佳は74で103位と出遅れた。64をマークしたモードエイミー・ルブラン(カナダ)が首位に立った。

 吉田が米ツアーの“洗礼”を浴びた。昨年に予選会を突破して以降、調整を続け、ついに迎えた初戦。しかし、初日は慣れないコースに手を焼いた。出だしの1番で早々にボギー。2、3番で連続バーディーとするなど5番までにスコアを1つ伸ばしたが、その後は9番からの4連続などボギーを7つ記録し、6オーバーでのホールアウトとなった。

 中継局WOWOWのインタビューに「スコアはかなり打ってしまってまったけれど、感覚的にはそんなに悪くない」と前向き。ただ、言葉とは裏腹にスコアにつながらなかったのはポアナ芝など環境面に戸惑った部分が大きかった。序盤から1Wの安定を欠いた中で、ショートゲームやパットでカバーしたかった。しかし、グリーン上は午後に入ると、「かなり踏まれている跡が西日で見えてきちゃって。そういうところがちょっとずつストレス。ボコボコだと思いながら打っていた」という。

 「このあとショットを調整して、いいパットを打ち続けられるように、そうすればショートゲームの持ち味も生かされると思うので、あしたも楽しみたい」。悪くない感覚をどうゴルフにつなげるかが、2日目のカギとなりそうだ。

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