わずか41秒 マラソン・パリ五輪代表逃した西山「力が僕にはありませんでした」今後は「ゆっくり」

[ 2024年3月6日 10:47 ]

東京マラソン ( 2024年3月3日    東京都庁~東京駅前 )

ゴール後、涙する西山(撮影・木村 揚輔)
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 22年世界選手権代表の西山雄介(29=トヨタ自動車)が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。パリ五輪代表を逃した心境を明かした。

 3日に行われたパリ五輪代表の残り1枠を決定する「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ」の最終選考会で、西山は自己ベストの2時間6分31秒で日本勢最上位9位に入ったが、設定記録2時間5分50秒にわずか41秒届かなかった。代表3枠目には、昨年10月の選考会MGC3位の大迫傑(32=ナイキ)がマラソンでは2大会連続の出場権を獲得した。

 フィニッシュラインを通過した西山は、その場で崩れ落ち号泣。日本勢トップながら設定記録には届かなかった。

 「僕の最後のオリンピック挑戦が終わりました。オリンピックの代表になる力が僕にはありませんでした」と悔しさをにじませ、今後については「本当に何も決めてないのでゆっくり休んだ後に決めます」とし、「たくさんのご声援ありがとうございました。最後まで諦めずに挑戦できました」と感謝を伝えた。

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