卓球女子 パリ五輪で“金メダル宣言”平野「銀もらい初めて思った」早田「エース同士で勝つ卓球を…」

[ 2024年2月26日 16:36 ]

<「2024年世界卓球選手権釜山大会(団体戦)」日本代表帰国記者会見>メダルを手に笑顔の(左から)木原美悠、張本美和、早田ひな(撮影・大城 有生希)
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 韓国・釜山で開催された卓球の世界選手権団体戦に出場した日本代表が26日、都内で会見を行った。

 女子は5大会連続で銀メダルを獲得。決勝で中国に敗れたものの、2―3の死闘を演じて最強国を追いつめた。

 早田ひな(23=日本生命)に、平野美宇(23=木下グループ)に、金メダルへの強い思いが芽生えた。平野は会見で「手応えも悔しさも感じた。(パリで)金を獲れるようこれからも頑張っていきたい」と真剣な表情で決意を語った。

 女子のエースとしてけん引した早田は「今回は団体として準決勝まで3ー0。五輪だと力を上げてくる。一気にレベルが上がってくる。こんなに簡単に終わることない。エースとして出るとなったらエース同士で負けない卓球、勝つ卓球を徹底してやっていかないといけない。(中国エース孫穎莎)真っ向勝負して最後、どっちが勝つか負けるかまでいかないと。その面でいえば今は可能性0。3つくらい上のレベルにいる孫穎莎にどうやって近づくか」と明確な課題を口にした。

 中国戦では世界2位にストレート勝ちした平野は「(今大会は)メダルを獲りたいと思っていたけど、決勝で最後、銀をもらった時に初めて次は金メダルを目指したいと思った。次は金メダルが獲れるように頑張りたい。そのためには初戦からしっかり安定して勝てること、もっと困難な場面が来た時にどう突破するか。幅を広げて安定しているけど強いという卓球を目指していきたい」と力強く語った。

 張本は「全体的な技術のレベルアップは必須。団体に出るのでダブルスももっともっと磨いていかないといけない。ダブルスは凄く重要。1番、先に取るのはチームに勢いをつけられる。シングルスも重要。自分の中でまだまだ足りない技術がある」と単複での進化を誓っていた。

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