【春場所番付発表】宝富士が11年半ぶりに十両転落 歴代6位の幕内連続出場は990回でストップ

[ 2024年2月26日 06:00 ]

宝富士
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 日本相撲協会は26日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

 幕内在位72場所を誇る関脇経験者のベテラン・宝富士(37=伊勢ケ浜部屋)は西十両筆頭。初場所は東前頭16枚目で6勝9敗と負け越し、12年九州場所以来67場所ぶりに十両へ番付を下げた。

 宝富士は11年秋場所で新入幕。幕内と十両の往復を繰り返した後、13年初場所から11年以上幕内の座を守り続けた。09年初場所の初土俵から休場は一度もなく、幕内連続出場は現役最多で歴代6位の990回。大台の1000回まであと10に迫っていたが、幕内から陥落したことでこの記録はストップとなる。

 十両転落が確実となる9敗目を喫した初場所14日目、取組後の支度部屋では「とりあえず辞めないので」と話していた。今月18日に37歳の誕生日を迎えたベテランは、1場所での幕内返り咲きを狙って土俵に上がる。

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