りくりゅう、合計190・77点で四大陸2位 5カ月ぶり復帰戦で笑顔のフィニッシュ

[ 2024年2月3日 15:54 ]

フィギュアスケート四大陸選手権第3日 ( 2024年2月3日    中国・上海 )

ペアで2位になり笑顔の三浦璃来(左)、木原龍一組(共同)
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 ペアのフリーが行われ、SP2位で昨季の世界選手権を制した三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が126・16点をマークし、合計190・77点で2位となった。カナダのステラートデュデク・デシャン組が優勝した。

 木原の腰椎分離症によって長く戦列を離れ、昨年9月以来となった戦いの舞台。GPシリーズや全日本選手権を欠場し、今大会や3月の世界選手権(モントリオール)へ向けて調整を続けてきた。

 SPを終えた後に「2人でスタートポジションに立った時に“あっ、戻ってきたんだな”と後々2人で話していました」と語った三浦。木原も「ミスが出て残念だけど、試合に復帰ができてよかった」と喜びを口にしていた。フリーではサイドバイサイドのジャンプ、スロージャンプなどでミスはあったが、高さのあるリフトなどを披露して最後まで滑りきり笑顔で称え合った。

 昨季にGPファイナル、四大陸選手権、世界選手権を制する「年間グランドスラム」を達成した2人。連覇を逃しながらも、苦しい時期を乗り越え、また新たな一歩を歩み出した。

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