18歳・千葉百音 SP、フリー、合計全て自己ベストで初V 日本女子で史上10人目の大会制覇

[ 2024年2月3日 04:45 ]

フィギュアスケート四大陸選手権第2日 ( 2024年2月2日    中国・上海 )

女子フリー 演技する千葉百音
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 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の千葉百音(18=木下アカデミー)が自己ベストとなる143・88点をマークし、合計214・98点で初優勝した。SP4位の渡辺倫果(21=TOKIOインカラミ・法大)は合計202・17点で3位。SP5位の三原舞依(24=シスメックス)は合計184・07点で7位だった。

 華麗に舞った千葉が表彰台の真ん中に立った。SP首位から迎えたフリー。「海の上のピアニスト」に乗り、フリップ―トーループの連続3回転から全てのジャンプを着氷させた。穏やかなピアノの旋律に合わせた演技で観衆を魅了し、SPに続いてフリー、合計点ともに自己ベストをマーク。日本女子で史上10人目となる四大陸選手権制覇を成し遂げた。

 「今できる自分のベストの演技ができて、うれしく思う」。仙台市出身で、成長を追い求めて昨年の春から京都の木下アカデミーに拠点を変更。正月には仙台に帰省したが、練習は継続していた。

 前回大会は3位で、昨年末の全日本2位を経てたどり着いた頂点。3月の世界選手権代表にも決まっており、さらなる飛躍が期待される。

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