中京大中京高3年の林美希がU20室内日本記録で女子60メートル障害の表彰台

[ 2024年2月3日 21:20 ]

室内陸上大阪大会第1日 ( 2024年2月3日    大阪城ホール )

 女子60メートル障害で高校生ながら日本選手権に挑んだ林美希(18=愛知・中京大中京)が8秒23で3位になった。

 予選で出した8秒27のU20室内日本記録をさらに更新する快走だった。「U20日本記録のタイムを知らなくて。言われて、あっそうなんだという感じで…」と表彰式後には申し訳なさそうに話した。
 「持ちタイムは結構、下の方だったので、まさか決勝に行けるとは思っていなかった」

 林は七種競技の高校女王で、中でも最も得意なのは100メートル障害。高校総体では混成競技ではない100メートル障害にも挑んで2年連続優勝した。卒業後は早大に進むことが決まっている。

 決勝はハードル第一人者の青木益未(29=七十七銀行)の右、5コースを走った。

 「先輩方は後半にどんどん上げてくる。ドベじゃなくて5位には入りたいなと。まさか(表彰台で)青木さんの横に立てるなんて思ってなかったのでちょっと嬉しいです」

 次なる目標は100メートル障害13秒3の自己ベストを更新すること。「まだ12秒台が出ていないので世界大会とかは言えないです」と話したが、今年8月にペルーで行われるU20世界選手権の話題になると「行けたらいいですね」と最後まで笑顔だった。

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