宇良が伝え反り 結び3番前に豪快な技で場内を沸かせる

[ 2024年1月28日 17:46 ]

大相撲初場所千秋楽 ( 2024年1月28日    両国国技館 )

<初場所千秋楽>宇良(右)が竜電に伝え反りを決める(撮影・久冨木 修) 
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 小結・宇良(31=木瀬部屋)が東前頭5枚目の竜電(33=高田川部屋)に伝え反りを決め、千秋楽の場内を大いに沸かせた。

 立ち合いはもろ手で突き放そうとする相手に対し、低い姿勢を保って対応。そこから左を差し、右で抱えるようにしながら相手左脇付近に頭をつけた。右上手を許した相手に圧力をかけられ後退するも、ここで相手左脇に頭をねじ込むと、一度しゃがみこんで反動をつけ、思い切り反って竜電の態勢を崩した。

 「居反り」ではなかったものの、豪快な反り手に場内は拍手喝采。物言いがついたものの、協議の末、竜電の手が先についていたと確認され、軍配通りに宇良は6勝目を手にした。

 伝え反りが幕内で記録されたのは、22年秋場所4日目に同じく宇良が宝富士に決めて以来。

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