照ノ富士、琴ノ若がともに勝って13勝2敗 賜杯の行方は優勝決定戦へ

[ 2024年1月28日 17:22 ]

<初場所千秋楽>翔猿(右)を上手投げで下す琴ノ若(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 大相撲初場所は28日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、優勝争いトップの2敗で並んでいた関脇・琴ノ若(26=佐渡ケ嶽部屋)と横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)がともに本割で勝って13勝2敗とし、賜杯の行方は優勝決定戦へと持ち込まれた。

 琴ノ若は平幕の翔猿を相手に先に上手を取ると、最後は上から押しつぶすような上手投げで勝利。照ノ富士は結びで綱獲りがかかる大関・霧島を寄り切りで下し、過去10勝0敗と圧倒している相手に完勝した。霧島は11勝4敗となり、今場所での綱獲りの可能性は消滅した。

 優勝決定戦は昨年秋場所の貴景勝―熱海富士以来86度目で、横綱―関脇の2人による決定戦は14度目となった。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年1月28日のニュース