全中女王・黒田六花、箱根“花の2区”区間賞の兄・朝日はライバル「超えたいなと常に思っている」

[ 2024年1月14日 11:08 ]

都道府県対抗女子駅伝へと意気込む岡山の黒田六花
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 きょう14日に第42回全国都道府県対抗女子駅伝が京都市のたけびしスタジアム京都発着で行われる。

 岡山の3区を走るのは、黒田六花(りっか、京山中3年)。昨年8月の全国中学体育大会で1500メートルを制し、同10月のU16陸上大会の1000メートルでも頂点に立った注目株だ。

 「自分にとって初めての都道府県対抗女子駅伝で、初めてだからこそ出せるエネルギーもある。調子は悪くないので、自分の力を出して、少しでも岡山県の目標に貢献できるような走りができたら」

 昨年、ドルーリー朱瑛里の快走で大きな話題を呼んだ岡山の3区。1学年上のドルーリーが2区に入ったことで、今大会ではタスキを受け取る立場となった。

 「チームに合流してからは(ドルーリーから)ポイントというかアドバイスをもらったりしています。同じような走りができなかったとしても、自分の力は最大限に出していきたい」

 4人きょうだいの長女で、長男・朝日は青学大2年。今月に開催された箱根駅伝では2区で区間賞を獲得する力走を見せ、青学大の総合優勝に大きく貢献した。兄の走りを現地で応援した六花は、大きな刺激を受けた。

 「兄の走りを見て“格好良いな”と思ったし、でも、ある意味ライバルというか…。超えたいなというのは常に思っているので。あの走りを見ると、今回の都道府県対抗女子駅伝を頑張らないといけないなと思えた」

 ドルーリー、そして兄の背中を追う中学3年。覚悟を持って3区を走る。

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