ドルーリー朱瑛里、2区で高校最速の区間5位 五輪への思いも口に「憧れの大会」

[ 2024年1月14日 17:23 ]

全国都道府県対抗女子駅伝 ( 2024年1月14日    たけびしスタジアム京都発着の9区間42・195キロ )

<都道府県対抗女子駅伝>岡山2区を走るドルーリー朱瑛里(撮影・須田 麻祐子)
Photo By スポニチ

 岡山のドルーリー朱瑛里(津山高1年)は2区を走り、8人抜きで12分47秒の区間5位だった。自身を含めて同区間を走った高校生20人の中では最速。憧れの存在であり「ずっと目標にしてきた選手」と語る兵庫の田中希実(ニューバランス)とも同じ区間を走った。

 27位から19位まで順位を上げたものの、レース後の代表取材では「もっといい順位で次の区間にタスキを渡したかったけど、そういう走りをできなかったのは悔しい」と反省を口にした。「中盤でタイムが落ちてしまった。どんな状況でも最大限の力を発揮するのが大事」と続けた。

 鶴山中3年として臨んだ前回大会で3区の区間新記録(9分2秒)を出し、17人抜きという快走で話題を呼んだ。今大会、1年前ほどのインパクトは残せなかったが、一般区間で社会人の選手らと走り堂々と渡り合った。レース後には、憧れの存在である田中希実らと話す機会もあった。

 「トップ選手は自分の走りだけじゃなく、気配りだったり、ほかの選手のことも考えていた。自分も見習いたい。(今年は)私もそういった選手と走る機会が増えるように頑張れたら良いし、実業団の選手と走れるようなレベルになれるよう頑張りたい」

 高校に入っても成長を続ける16歳。五輪への思いを問われた際には「憧れの大会」と語り、目指したいかを問われると「はい」とうなずいた。田中らに刺激を受け、より高みを見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2024年1月14日のニュース