十両の珍名力士「白熊」土俵入りで「シロクマ~」の大歓声 本名の「高橋」から今場所改名

[ 2024年1月14日 14:23 ]

大相撲初場所初日 ( 2024年1月14日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所・初日>十両土俵入りする白熊(撮影・藤山 由理)
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 西十両6枚目の白熊(しろくま、24=二所ノ関部屋)が十両土俵入りで大歓声を浴びた。土俵入りの場内アナウンスで「白熊、福島県出身、二所ノ関部屋」と呼び上げられると、子供たちを含む多くのファンから「シロクマ~」としこ名を呼ぶ声が上がった。

 今場所からしこ名を本名の高橋から改めた珍名力士。かわいらしい顔立ちと色白で筋骨隆々の肉体から連想され、師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)によって命名された。本人も「子供から愛されるのが自分の目指す姿。熊は子供にも覚えやすく親しみがあると思う」と気に入っている。

 昨年12月25日の番付発表で改名が発表されると、SNSなどで大きな反響を呼んだ。話題性のある名前だけでなく、実力も十分。22年名古屋場所の序ノ口デビューから9場所連続勝ち越しで自己最高位を更新し続けており、日体大の後輩・大の里に続く新入幕が期待される。

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