【スポーツクライミング】世界ランク1位の安楽宙斗「五輪で金メダルを」JMSCA表彰式

[ 2024年1月13日 12:03 ]

表彰式前に取材対応した左から安楽、森、大政
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 日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)の年間表彰式「2023シーズンJMSCA表彰式」が13日、都内で行われ、スポーツクライミングでパリ五輪代表に内定している男子の安楽宙斗(そらと、17=千葉・八千代高2年)が優秀選手として表彰された。

 表彰式前に取材対応した安楽は2023年を「躍動が凄い1年だった」と総括した。

 昨年、W杯デビューシーズンにもかかわらずボルダー、リードで年間総合王者に輝いた。2種目同時達成は史上初の快挙だった。

 さらに11月のパリ五輪アジア予選の混合(ボルダー&リード)で優勝して五輪代表に内定した。

 安楽は「一番うれしかったのは(五輪)アジア予選で優勝したこと。成長してきた自信、練習してきた強さを発揮でき、ほぼ完璧な状態で全力を発揮できた」と振り返った。

 躍進の要因については「ユースの頃は我慢が苦手であまりトレーニングをせず、テクニックで登っていた。筋肉、力を使ったから今年は活躍できた」と自己分析した。

 2月のジャパンカップから本格的に活動を再開する予定で、年末年始から持久力トレーニング、筋力トレーニングを続けている。

 最新の世界ランクではボルダー、リードの両種目で世界ランク1位にランクされており、パリ五輪でも有力なメダル候補となる。
 今夏の大舞台に向け「大会を重ねて感覚をつかみ、五輪に照準を合わせて金メダルを獲れたらいい」と金メダルを目標に掲げた。

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