伯桜鵬 左肩手術後初の実戦稽古で28番「楽しかったです」

[ 2024年1月5日 04:35 ]

天照鵬(左)の胸を借りてぶつかり稽古を行う伯桜鵬
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 元幕内で西幕下5枚目の伯桜鵬(20)が4日、都内の宮城野部屋で約半年ぶりとなる申し合い稽古を行った。

 昨年8月末の左肩手術後、初の実戦稽古。幕下以下の力士を相手に28番取って27勝1敗で、鋭い立ち合いや速い攻め、左からの力強い投げも健在だった。「楽しかったです」と笑顔を見せた。以前は脱臼癖があったため「どこで肩が外れるか…と、思い切りできなかった」と振り返り「(今は)外れることもない。思い切りできるのはうれしい」と充実感を漂わせた。

 初場所まであと9日。「出ると思って調整している」と3場所ぶりの出場へ気持ちを高めている。師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)は「ようやく、という感じ」と“令和の怪物”の完全復活を期待した。

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