【時津風一門連合稽古】霧島が豊昇龍と5番「熱くなって終わらないと思ったから…」早めに切り上げ

[ 2024年1月5日 12:55 ]

豊昇龍(手前)と大関同士の激しい稽古を繰り広げた霧島(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の時津風一門連合稽古が5日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、一門外の2人を含む計13人の関取衆が参加して白熱した稽古を繰り広げた。

 初場所(14日初日、東京・両国国技館)で綱獲りに挑む大関・霧島(27=陸奥部屋)は、今年初めての本格的な実戦稽古で計18番取った。まず平幕の正代(32=時津風部屋)、錦木(33=伊勢ノ海部屋)、遠藤(33=追手風部屋)、若元春(30=荒汐部屋)、関脇・大栄翔(30=追手風部屋)の5人を相手に計12勝1敗。その後一旦退いてから大関・豊昇龍(24=立浪部屋)と5番取った。

 「久しぶりに大関同士で稽古した」。昨年九州場所での対戦がなかったため、豊昇龍と肌を合わせるのは昨年の秋巡業以来。前さばきの応酬や足技など激しい攻防を見せ、4勝1敗とすると自ら切り上げて土俵から下がった。

 「豊昇龍とやったらどっちかが熱くなって終わらないと思ったから早めに終わった。今日は(今年)初めてなので、これからケガしないように稽古していきたい」。充実の18番をこなし、9日後に迫った勝負の初場所へ静かに闘志を燃やした。

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