JT姫路振り切り4強 林琴奈「最後まで我慢して勝ち切れた」バレーボール全日本選手権

[ 2023年12月10日 15:35 ]

バレーボール 全日本選手権第3日 ( 2023年12月10日    東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ )

得点を決めて喜ぶ林(中央)(撮影・福永稔彦)
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 女子の準々決勝でJTが姫路を3―1(26―24、26―28、25―19、29―27)で破り16日の準決勝に進んだ。

 日本代表の林琴奈は「タフな試合になると想定していた。最後まで我慢できて勝ち切れたのは良かったけど、自分たちでミスをして相手に流れを渡すことが多かった」と反省の言葉を交えながら振り返った。
 第1セットを際どくものにすると、第2セットはジュースの末に奪われたものの、第3セットは序盤から主導権を握った。

 第4セットは終盤にミスが相次ぎもたついたが、リーグ得点ランク2位のドルーズらの強打で競り勝った。

 相手の姫路はVリーグ2部。「今季初めて戦うチームでデータもあまりなかった。いろんな引き出しがあってどこから攻めてくるか分からない。やりづらかった」。情報不足による度惑いも苦戦につながった。

 今季のJTはVリーグ1部で11戦無敗の首位を走る。好調の要因について林は「メンバーがそろっていると言われるけど、それだけでなく、みんな勝ちたい気持ちを持っているし、ハードワークを大事にしている。そこが強み」と言う。

 準決勝ではNECと顔を合わせる。林は「違うバレーをしてくるチーム。自分たちの精度を上げていきたい」と気を引き締めた。

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