早田ひな　“五輪選考会”出る！出場確定も「強くなるために試合をしたい」

約1カ月半に及ぶ海外遠征から帰国した早田
Photo By スポニチ

　卓球女子の早田ひな（23＝日本生命）が7日、約1カ月半に及ぶ海外遠征を終えて羽田空港に帰国した。

　銀メダルを獲得した杭州アジア大会を皮切りに、5大会35試合に出場。国際大会で2週連続優勝するなど結果を出した。パリ五輪選考ポイントで首位を独走しており、自身初の五輪出場は事実上、確定している。パリ五輪選考対象の全農カップ大阪大会（25、26日）を回避する選択肢もあるが「ポイントは関係なく、強くなるために試合をしたい」と出場する意向を示した。

　今遠征では中国選手とも数多く対戦し「中国選手と試合をする回数が増えて、できること、できないことが明確になった。一人一人癖が違うので対応できるようにならないといけない」と実感した。遠征先では練習相手を自ら探す必要があり、世界ランキング1位の孫穎莎（23＝中国）に練習を申し込み実現。「人間的にたくましくなり、自分の幅を広げることができた」と充実した表情を浮かべた。