安井友梨 世界一を振り返り「『日本人だからできないのではなく、日本人だからできる』といつか証明…」

[ 2023年11月8日 08:28 ]

安井友梨公式インスタグラム(@yuri.yasui.98)から

 IFBB世界フィットネス&ボディビル選手権フィットモデル競技で世界一に輝いた安井友梨(39=ゴールドジム名古屋金山)が7日、自身のインスタグラムを更新。悲願の“世界一”を振り返った。

 これまでの世界選手権では、ビキニフィットネス競技で2年連続で銀メダルだった安井は、今月4日にスペイン・サンタスザンナで開催された今季の世界選手権のフィットモデル競技マスターズで3位、172センチ以下級で優勝を果たした。ビキニフィットネス競技では172センチ以下級で6位入賞した。

 「『日本人だからできないのではなく、日本人だからできる』といつか証明するために」とし、世界一に輝いたドレス姿の写真などをアップした。

 「私が一番苦しかったとき、沢山の方々から救いの手を差し伸べて頂いたおかげで、先の見えない暗闇をなんとか歩いてくることができました」とここまでの道のりを回顧。「人生、何度失敗しても減点はされない。失敗してつまずかないことではなく、つまずいたらどう立ち上がるかが重要。再び立ち上がったときに、見える景色は失敗する前より必ずもっとすばらしい景色になっています。あきらめず、自分を信じ続ければ、『自分と未来は、変えられる』」などとつづった。

 フィットモデルは、筋肉の発達度だけでなく、バランスの取れた健康的で優雅な女性らしさが重視される競技。全体のプロポーション、姿勢、肌のハリやツヤ、各部位の引き締まり、そして、ヘアスタイル、メイク、コスチュームのセンスのほか、ウォーキング姿勢などで採点される。過度に発達した筋肉や絞り過ぎはマイナス評価となる。大会では、スイムスーツ(ワンピース水着)とスリットの入ったロングイブニングドレスの2種類の衣装を着用する。

 安井は30歳で競技を始め、わずか10カ月で日本一を決める「オールジャパン・ビキニフィットネス選手権」で優勝。その5年後には、アジア女王になり、21、22年の世界選手権には日本代表として年齢別に挑み2年連続で銀メダルを獲得と着実に階段を上がってきた。今季は10年目を迎えている。

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