トランポリン森ひかる 3度目の世界女王へ「力を出し切りたい」東京の雪辱、パリへ涙の誓い

試技会に臨む森ひかる
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　トランポリン世界選手権（9～12日、英バーミンガム）に出場する日本代表が3日、都内で試技会を公開した。

　決勝に進出した選手の国や地域にパリ五輪の出場枠が与えられる重要な大会。

　女子個人で3度目の優勝を狙う森ひかる（24＝TOKIOインカラミ）は「東京五輪後は二度と五輪に出たくないと思ったが、気付いたら出場枠を懸けた大会が目の前にある」と感極まって涙した。

　東京五輪は金メダルの有力候補に挙がりながら予選敗退。22年3月に金沢学院大を卒業後は東京に拠点を移したが、練習場所やコーチが定まらない厳しい時期もあったという。「うまくいかない時も諦めずにやってきた。いろいろなことを乗り越えてきた自分を信じて、力を出し切りたい」と誓った。