大阪エヴェッサ 昨季王者の琉球を撃破

[ 2023年11月4日 17:37 ]

B1リーグ第6節   大阪81―76琉球 ( 2023年11月4日    おおきにアリーナ舞洲 )

試合後の会見で答える大阪エヴェッサのカロイアロ
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 大阪エヴェッサが昨季王者の琉球を撃破した。開幕から10試合を消化し、9勝1敗で西地区単独トップの座を守った。

 マティアス・フィッシャー ヘッドコーチ(52)は「昨年のチャンピオンチームに勝てたことはうれしいし、ポジティブに考えている」と、まずは勝利を喜んだ。

 第1Qはアンジェロ・カロイアロ(34)の3ポイントシュートからショーン・ロング(30)のフリースロー、2ポイント、カロイアロの得点とエヴェッサが4連続得点で流れをつかんだ。第2Q途中にはカロイアロの2ポイント、飯尾文哉(23)の3ポイント、飯尾のスチールからの速攻でロングへのアリウープ、さらに今度はロングからのパスを受けた飯尾がバックシュートを決めるなどの4連続得点で琉球をほんろうする場面も見られた。

 64―52で迎えた第4Q、一時は最大18点差をつけながら琉球の反撃で終盤79―74と追い上げられたものの、終始リードを保ち逃げ切った。前節の川崎戦に続いてのリーグ強豪チームとの対戦も、今年の大阪エヴェッサは違う、と印象づけるだけの強さを見せつけた試合となった。

 チーム最多の18得点を挙げたカロイアロは「第4Qはボールをしっかりケアすることができなかった課題も残ったが、琉球に勝てたことはチームにとって大きな収穫になったと思う」と、しのぎきれたことを評価した。

 カロイアロ以外にもロングが16得点、合田怜(30)が12得点、木下誠(26)が10得点と計4選手が2桁得点をマーク。昨季までのディージェイ・ニュービルのようなスーパー得点者はいなくてもチーム力で勝ちきるスタイルに変わったのが、今季の最大の特長だ。

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