【アジア大会】広中璃梨佳 女子5000メートルで「凄く悔しい」銀メダル 直線でかわされ…表彰台で涙

[ 2023年10月4日 04:30 ]

杭州アジア大会 ( 2023年10月3日    中国・杭州 )

広中璃梨佳
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 ボクシング男子71キロ級の岡沢セオン(INSPA)が準決勝でカザフスタン選手に競り勝ち、銀メダル以上を確定させて来年のパリ五輪出場権(上位2人)を獲得した。陸上男子400メートルリレーの日本(桐生、小池、上山、宇野)は中国に競り負け、38秒44で2位だった。女子5000メートルの広中璃梨佳(日本郵政グループ)は15分15秒34の2位で、1万メートルに続く銀メダルを手にした。バスケットボール女子の日本は韓国との準決勝に81―58で快勝し、優勝した98年バンコク大会以来の決勝に進んだ。

 陸上女子5000メートルの広中は先頭で直線に入ったが、最後の最後に足が止まった。インド選手にかわされて2位。「金メダルを獲るのを目標にやってきた。もがきながら抜かれたのは凄く悔しい」と心情を語り、表彰式では涙を流した。1万メートルの2位から中3日。同じ間隔だった8月の世界選手権は1万メートル7位で、5000メートルは決勝に進めなかった。今回は2つのメダルを獲得し「こういう経験からまた一つ、分かったことも大きい」と充実感を漂わせた。

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