21歳の久常涼が逆転で欧州ツアー初優勝！青木功、松山英樹に次ぐ日本人3人目の快挙

久常涼
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　男子ゴルフの欧州ツアー、カズー・オープン・ド・フランスは24日、フランスのル・ゴルフ・ナショナル（7247ヤード、パー71）で最終ラウンドが行われ、4打差の5位から出た久常涼（21＝SBSホールディングス）が7バーディー、2ボギーの66と伸ばし、通算14アンダーで初優勝を逆転で飾った。

　欧州ツアーでの日本人の優勝は青木功、松山英樹に次いで3人目の快挙。久常は前半をイーブンで折り返したものの、後半バックナインで5つ伸ばす猛チャージ。21歳の若武者が24年パリ五輪の開催コースを攻略し、一気に頂点に立った。

　岡山出身の久常は作陽高1年で全国高校選手権を制し、高校3年時の20年にプロ転向。21年には下部ツアーで3勝をマークし、ツアー出場権をつかんだ。昨季も国内シードを得るとともに22年11月には欧州ツアーQTに挑戦し、7位で今季の出場権を獲得。23年は欧州を主戦場に転戦を続けていた。

　1打差の3位から出た比嘉一貴（28＝フリー）は通算9アンダーで6位に終わった。