サーフィン女子・松田詩野　五輪会場での強化合宿に出発　いざチューブトレ

自身初のスタイルブックの販売会でファンと笑顔で会話する松田詩野（左）
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　サーフィン女子で来年のパリ五輪代表に事実上内定している松田詩野（21）が23日、五輪会場となる仏領ポリネシア・タヒチへの強化合宿出発前に取材に応じ、「見極めればチューブになる波なので、速いチューブを抜けられるように練習したい」と意欲を示した。

　会場となるチョープーは世界屈指の難度を誇るポイントで、波が筒状（チューブ）になるのが特徴。中をくぐって抜け出せば9点台の高得点が期待できるだけに、「スキルやスピードも磨きたい。板もいろいろと試す」と目標を口にした。

　出発前の午後には、神奈川県藤沢市内で今月発売された自身初のスタイルブックの販売会を行い、ファンと交流。ハワイで撮影した写真や競技への思いなどが掲載されており、「ぜひ手に取ってほしい」と呼びかけた。