【バレー五輪予選】火の鳥NIPPON壮絶死闘とアニメ「ハイキュー」の“奇跡のシンクロ”でSNS席巻

[ 2023年9月24日 22:32 ]

バレーボール・パリ五輪予選女子東京大会兼W杯最終日   日本2―3ブラジル ( 2023年9月24日    東京・国立代々木競技場 )

<日本・ブラジル>第4セット、スパイクを打つ石川(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 日本は世界ランク4位のブラジルにセットカウント2―3で敗れ、五輪出場権獲得はならなった。勝った方にパリ切符が与えられる大一番。第1セット21―25で先取されるも第2セットを25―22で取り返すと、その後も一進一退の攻防の末にセットカウント2―2で迎えたファイナルセットで10―15と力尽きた。

 この試合中に、バレーを題材にした大人気アニメ「ハイキュー!!」の新作映画「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」が来年2月16日に公開されることがリリースされた。するとSNSではバレーファンとハイキューファンが即座に反応。X(旧ツイッター)のトレンドワードに「女子バレー」「サービスエース」「ブラジル戦」「最終セット」などのほかに「ハイキュー」「ゴミ捨て場の決戦」が並び、一時的にバレーに関するワードが席巻する形となった。

 映画で描かれる「ゴミ捨て場の決戦」とは、ハイキューの主人公・日向翔陽が所属する烏野(からすの)高校バレー部と、その宿命のライバルでもある音駒(ねこま)高校バレー部の試合のこと。春高で激突するこの2チームは、高校名に「からす」と「ねこ」が入っていることから、ゴミ捨て場でゴミを漁るもの同士の戦い=「ゴミ捨て場の決戦」と呼ばれている。

 原作ファンの間でも特に人気の高いこの激闘は、フルセットの死闘となったこの日の火の鳥NIPPONと“シンクロ”。日本代表の試合と映画公開日リリースが重なったことも相まって、「女子バレーで感動した後にハイキュー見たら絶対泣く」「今日の日本の試合を見てゴミ捨て場の決戦が見たくなった」などの声が寄せられた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年9月24日のニュース