鍵山優真が合計284・75点で優勝「フリーは次の段階に進める」東京選手権

[ 2023年9月24日 14:57 ]

<フィギュアスケート東京都選手権 男子フリー>完全復活の鍵山優真(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケート東京選手権の最終日が24日、ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。男子では北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)がSPに続きフリーでもトップの194・95点をマークし、合計284・75点で優勝した。

 冒頭の4回転サルコー、続く4回転トーループ―1回転オイラー―3回転サルコーを成功。ともに出来栄え評価(GOE)で3点台を引き出すジャンプ。スピン、ステップも最高のレベル4でそろえた。「サルコー、トーループを両方決めることができて良かった」と振り返った。

 得点は190点台の高得点。4回転はサルコー、トーループの構成で「この構成で出せたのはジャンプ以外で成長を感じられた。スケーティングの得点が出ていたので、そこらへんが以前より成長した部分」と手応えを口にした。

 SPにはミスが出たが、「フリーはやっと次の段階に進める」と言い、2季ぶりのGPシリーズへ「(4回転)フリップをどこかで入れることができたら」と前向きに語った。

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