アメフト関学大　開幕2連勝も、思わぬ「敵」との戦いは継続中!?

関西学生アメリカンフットボール1部リーグ   関学大35ー3甲南大 （ 2023年9月17日    王子スタジアム ）

＜関学大・甲南大＞激しい競り合いを演じる関学大WR衣笠（撮影・平嶋　理子）
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　甲南大を下して、開幕2連勝としても、関学大・大村和輝監督は渋面をつくっていた。

　「オフェンスも、ディフェンスも全然ダメですね。オフェンスはパスが合わないし、ディフェンスは向かっていくタックルが下手。練習が足りてないんでしょうね」

　8月合宿中のコロナに続き、1週間くらい前からチーム内にインフルエンザが大流行。大村監督によると、30人前後の選手に症状が出て、QB鎌田陽大（4年）もこの日のメンバーから外れていた。

　「こればかりはどうしようもない。（代わりに出る）控え選手が頑張ってくれれば…」

　指揮官はバックアップの奮起に期待した。史上初となる甲子園ボウル6連覇を目指す最強軍団。想定外の敵にだって負けるわけにいかない。