大の里8連勝!新十両のストレート勝ち越しは貴景勝以来7年ぶり7人目の快挙「一日一番取り切るだけ」

[ 2023年9月17日 16:02 ]

大相撲秋場所8日目 ( 2023年9月17日    東京・両国国技館 )

<大相撲秋場所・中日>時疾風(左)を押し出しで下す大の里(撮影・藤山 由理)
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 昨年のアマチュア横綱の新十両・大の里(23=二所ノ関部屋)が時疾風(27=時津風部屋)を破って8戦全勝で勝ち越しを決めた。

 立ち合い強烈なもろ手突きではじくと、左へ回り込む相手についていってわずか2秒の押し出しで圧勝。「しっかり考えて、先場所の反省を生かしてよかった」。前日の輝鵬戦に続いて、先場所敗れている相手に雪辱を果たした。

 新十両力士のストレート勝ち越しは16年夏場所の佐藤(現大関・貴景勝)以来、1場所15日制が定着した1949年以降では7人目の快挙。「まずは目標の勝ち越しが予想以上に早くできてよかった」と少し安どしながらも「これで終わったわけじゃないので」と気を引き締めた。

 新十両優勝や15戦全勝など周囲の期待は膨らむばかりだが、次の目標については「何も考えてない。一日一番取り切るだけ」と平常心を貫く。初めての15日間の戦いは折り返しを迎え「幕下と違ってオフがないので集中が途切れない」と精神的にも安定していた。

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