【世界陸上】山西利和、3連覇大ピンチ…号砲2時間遅れ　レースも波乱の展開に

陸上・世界選手権第1日 （ 2023年8月19日    ハンガリー・ブダペスト ）

山西利和
Photo By スポニチ

　陸上の世界選手権が19日、ハンガリー・ブダペストで開幕し、最初の決勝種目となった男子20キロ競歩で、山西利和（27＝愛知製鋼）が、同種目史上2人目の3連覇へ厳しい状況に陥った。

　現地時間午前8時50分（日本時間午後3時50分）号砲予定だったが、雷雲接近などの天候を考慮して2時間遅れでスタート。ウオーミングアップを終えた段階でスタートが遅れる波乱となったが、レースも波乱の展開となった。

　池田向希（25＝旭化成）が序盤から快ペースを刻む中、10キロに到達する前に苦悶の表情を浮かべて集団から脱落。本来の動きからは程遠い歩きとなっている。中間点の10キロは池田から41秒遅れる18位で通過した。