【長岡巡業】新十両・向中野改め天照鵬が巡業初参加“2部練”ぶつかりで「良い稽古になっている」

[ 2023年8月19日 22:40 ]

高安(左)の胸を借りてぶつかり稽古を行う新十両の向中野改め天照鵬(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の夏巡業が19日、新潟県長岡市のハイブ長岡で行われた。

 秋場所(9月10日、東京・両国国技館)での新十両昇進が決まっている向中野改め天照鵬(20=宮城野部屋)がこの日から、幕内・北青鵬(21=宮城野部屋)の付け人として同行。自身初めての巡業参加となった。

 この日は幕下力士と申し合い稽古をこなした後、大関・霧島(27=陸奥部屋)に促されて十両の申し合いにも参加。熱海富士(20=伊勢ケ浜部屋)や獅司(26=雷部屋)らと計5番取った。「いろいろな人とできるので良い稽古になっていると思う」。北青鵬に伯桜鵬、輝鵬と関取が3人もいる宮城野部屋の稽古もかなり充実しているが、またひと味違った巡業の稽古を初めて体験した。

 この日は申し合いだけでなく、ぶつかり稽古も2回こなした。最初に幕内・高安(33=田子ノ浦部屋)の重い胸を借り、十両の申し合い後には幕内・王鵬(23=大嶽部屋)の胸を借りた。予想外だった“2部練”に「良いんじゃないですか」と充実感。初めて関取として臨む秋場所へ向け「優勝を前提に勝ち越すイメージで」と高い目標を見定めた。

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