バスケ男子スロベニア代表・ドンチッチ 27分出場で23得点7アシスト7リバウンドの大暴れ!日本に完勝

[ 2023年8月19日 16:50 ]

国際強化試合   日本68ー103スロベニア ( 2023年8月19日    有明アリーナ )

競り合う日本代表・河村(左)とスロベニア代表・ドンチッチ(撮影・郡司 修)
Photo By スポニチ

 バスケットボール日本代表(FIBAランキング36位)は国際強化試合でスロベニア(同7位)と対戦。スロベニア代表でNBAオールスターに4度選出されるスーパースターのルカ・ドンチッチ(24=マーベリクス)は27分54秒出場して、23得点7アシスト7リバウンドの大暴れ。103―68でスロベニアが勝利した。

 NBAでは18―19シーズンの新人王に輝き、19―20シーズン、20-21シーズン、21―22シーズン、22―23シーズンでは、オールNBAのファーストチームとオールスターゲームに4季連続で選出され、今季はリーグ2位となる1試合平均32.4点をマークしたドンチッチ。

 8月11日以来の実戦だったが、第1クオーターだけで1本の3点シュートを含む8得点をマークして、残り1分51秒でベンチに下がった。第2クオーターはベンチスタートで残り7分39秒から出場。ファーストプレーで右コーナーからの3点シュートをしっかり決めてみせた。前半は15分48秒出場で2本の3点シュートを含む15点4アシストと大暴れした。

 後半も異次元のパスや3点シュートを決めて得点を重ね、チームのリードを広げた。27分54秒出場して、23得点7アシスト7リバウンドの大活躍を見せた。

 日本は試合開始からドンチッチにマークしたのが河村だった。そして“ドンチッチ対策”としてボールが入った瞬間に吉井や馬場がスイッチするディフェンスなどドンチッチの攻撃チャンスを潰す場面もあった。第2クオーターには河村と馬場のダブルチームでドンチッチのミスを誘って得点に繋げて、前半を36―50で折り返したが、後半も得点を詰められずにW杯前最後の国際強化試合で敗戦した。

 ドンチッチの出来次第ではW杯優勝も夢ではないチームである。22―23シーズンのNBA優勝メンバーであるブラッコ・チャンチャー(ナゲッツ)は残念ながら強化試合で前十字靭帯を断裂してチームを離脱。その中で213センチ115キロと優れた体格を持つセンターポジションのマイク・トビー(レッドスター・ベオグラード)、欧州予選で躍動したジカ・サマール(ALBAベルリン)など若手選手の活躍も期待される。

 スロベニアはW杯1次ラウンドグループリーグを沖縄で戦う。初戦は26日のベネズエラ戦(同17位)。28日にジョージア戦(同32位)。1次リーグ最終戦はカーボ・ベルデ(同64位)と対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年8月19日のニュース