原英莉花の後輩・鶴岡果恋が単独首位　互いのプレーが刺激…優勝争いできれば「面白い」

女子ゴルフツアー　ヤマハ・レディース葛城第3日 （ 2023年4月1日    静岡県　葛城GC山名C＝6480ヤード、パー72 ）

＜ヤマハレディースオープン葛城・3日日＞18番、3日目首位に立った鶴岡果恋（撮影・西尾　大助）
Photo By スポニチ

　8位で出た鶴岡果恋（23＝明治安田生命）が67と伸ばし通算10アンダーで単独首位に立った。1打差の2位にささきしょうこ（26＝日本触媒）と（吉田優利（22＝エプソン）が続いている。昨季の年間ランク1位の山下美夢有（21＝加賀電子）が通算8アンダーで4位につけている。

　99年生まれの鶴岡は湘南学院高時代の原英莉花の1学年下の後輩。小学生の頃から一緒に練習してきた仲で、鶴岡にとって原英は「憧れのプロ」である。

　「お互いに高め合っていける先輩と後輩でいたいです」。この日のプレー中もコース内に設置されているリーダーボードに視線を向けながら、先輩のスコアを気にしていたという。

　原英は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで4打差の9位と伸び悩んだが、グリーンが難しい葛城GCでは1ホールで状況が一変する。最終日はコースのコンディション次第で何が起きるか分からない。

　原英は鶴岡を「天才少女」と評す。2人で優勝争いができたら面白いですね？という質問に「面白いですね。頑張ります、私」と後輩のプレーが刺激になっているようだった。