馬場咲希 憧れのオーガスタで練習R 16番で水切りショットに成功「ポンッて打ったらエッジに(笑い)」

[ 2023年4月1日 06:57 ]

オーガスタで練習ラウンドする馬場咲希(オーガスタ・ナショナルGC提供)
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 オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権は1日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCに舞台を移し、決勝ラウンドを迎える。前日3月31日は憧れのオーガスタでの練習日。通算イーブンパーの14位で決勝ラウンドに進んだ馬場咲希(17=代々木高2年)はグリーン周りのアプローチに重点を置いて調整。16番パー3では「水切りショット」にも挑戦し、見事に成功させるなど憧れの舞台を満喫した。

 予選ラウンド2日間はショットが暴れ、苦しんだ。ラウンド後も懸命な調整を続けているが「マジでやばい。昨日の後半よりはマシになって来ましたが、まだ怪しいです」と話す。だからこそ、この日はグリーン周りに重点を置いた。「昨日の感じだとパーオンも出来ないこともあるかなと思うのでグリーン周りのアプローチを練習してあとはパター。傾斜も強いのでライン読みを調べてというのを多めにやりました」と話した。

 もちろん、オーガスタを満喫することも忘れない。池越えの16番パー3では父・哲也さんのリクエストにも応じる形で「水切りショット」にも挑戦した。「お父さんが“パパの思い出に残るからやってよ”って言うので。ピンは右奥、4Iで適当にポンって打ったらエッジくらいですかね。成功しました」と笑顔を見せた。

 ショットの調子は完全ではない。それでもオーガスタ・ナショナルGCでの試合など一生に何度も訪れるものではない。米国での試合に向け、星条旗がデザインされたスワロフスキー製のマーカーを用意。「ショットの調子にメンタルを乱されないようにしっかり楽しみたい」。憧れの舞台で馬場らしさを発揮する。

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2023年4月1日のニュース