レイカーズが西9位から7位に浮上 八村は4得点 今季初めて個人成績5部門で“フルマーク”

[ 2023年4月1日 11:50 ]

シュートを決めたあとポーズを見せるレイカーズのジェームズ(AP)
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 西地区全体9位のレイカーズは3月31日、敵地ミネアポリス(ミネソタ州)で同8位のティンバーウルブスを123―111(前半55―65)で下して39勝38敗。ここ6戦では5勝目を挙げ、開幕5連敗の滑り出したとなった今季で初めて“貯金1”とした。

 このカードは今季3戦目で初白星。試合のなかったペリカンズ(39勝38敗)と同率となったが、直接対戦で3勝1敗と勝ち越しているために、ティンバーウルブスを含めた2チームを抜いて西地区全体の7位に浮上した。

 アンソニー・デービス(29)が38得点と17リバウンド、レブロン・ジェームズ(38)は18得点と10リバウンド、6アシストをマーク。レイカーズは第3Q序盤で一時13点をリードされていたが、後半で試合をひっくり返した。

 八村塁(25)は21分の出場でフィールドゴール(FG)の成功は4本中1本(3点シュートは2本失敗)。唯一のFG成功は第3Qにオースティン・リーブス(24)との連携で決めたアリウープのダンクのみで、フリースロー2本を含めて4得点にとどまったものの、出場時間帯のチームスコアは全選手最高のプラス20だった。このほか6リバウンドとアシスト、スティール、ブロックショットを1つずつ記録。八村が個人成績の主要5部門にすべて数字を記したのはウィザーズ時代を含め今季58試合目で初めてで、通算では8回目となった。

 なおレイカーズはこのあとロケッツ→ジャズ→クリッパーズ→サンズ→ジャズの順番で残り試合を消化していく。

 ティンバーウルブスは39勝38敗となって8位から9位に後退。マイク・コンリー(35)が25得点と7アシスト、カールアンソニー・タウンズ(27)が23得点、ルディー・ゴベア(30)が14得点と11リバウンドを稼いだものの、第3Qで18―35と失速して勝機を逃した。

<八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場4分41秒=無得点)
(1)8分56秒・左サイドから3点シュート=×
 ▼第2Q(出場3分9秒=シュート機会なし)
 ▼第3Q(出場6分9秒=4得点)
*6分39秒・フリースロー2本=○○
(2)9分45秒・アリウープからダンク=○(アシスト・リーブス)
 ▼第4Q(出場6分34秒ー無得点)
(3)41秒・右サイドから3点シュート=×
(4)45秒・外した3点シュートを自分でフォローしてジャンプシュート=×

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