ペア“りくりゅう”今季世界最高点で首位発進「勇気もらった。次は自分たち」WBC優勝を力に

[ 2023年3月22日 15:50 ]

フィギュアスケート世界選手権第1日 ( 2023年3月22日    さいたまスーパーアリーナ )

<世界フィギュア第1日>ペアSP、演技を終え笑顔の三浦璃来、木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 ペアのSPが行われ、初優勝を目指す“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は80・72点で首位発進した。

 3回転トーループ、スロー3回転ルッツを決め、レベル2だったツイスト以外の要素は全て最高のレベル4。自己ベスト78・25点を上回り、今季世界最高得点となった。演技後は氷上で歓喜のハグをした。

 「やってきた練習に自信を持っていた」と三浦は語り、木原は「良い練習を積めていたので、練習でやってきたものを出すことができた」と話す。昨年12月の全日本選手権は航空機の大幅遅延やロストバゲージで欠場を余儀なくされていただけに、三浦は「久しぶりに日本で試合ができて力になった」と話した。

 この日の午前はWBCの日本vs米国の試合をテレビ観戦。木原は母校である中京大中京高出身の高橋宏斗投手も出ており「知り合いではないけど、高校の後輩も入っている。心から応援していた」と振り返る。それでも「最終回、大谷さんが投げているところを見たかったんですけど、どうしてもコンビニにご飯を買いに行かないといけず、急いで戻ったんだですけど試合は終わっていました」と苦笑いで明かし「試合前に勇気をもらった。次は自分たちの番だと勝手に思った」と気合を入れた。

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