国士舘が男子団体V インフル流行乗り越えて栄冠 柔道全国高校選手権

[ 2023年3月22日 04:41 ]

男子団体戦で4年ぶりの優勝を果たした国士舘高高校のメンバー
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 柔道の全国高校選手権最終日は21日、東京・日本武道館で男女団体戦が行われ、男子(5人制)は国士舘(東京)が決勝で東海大相模(神奈川)を2―0で破り、4年ぶり11度目の優勝を果たした。

 決勝では副将で90キロ級の川端倖明(2年)が30キロも大きな相手から背負い投げで技ありを奪い勝利。昨年はチーム内のコロナまん延で欠場を余儀なくされた悔しさを晴らした。

 国士舘が藤立(現国士舘大)を擁した19年以来の戴冠。1―0で迎えた副将戦に勝って優勝を決めた川端は「(先ぽうで1年の)山本が取って流れをつくってくれた。最後は2年で決めようと」と胸を張った。3年前は大会中止、2年前は団体戦が実施されず、昨年はコロナで出場辞退。今年も2月末にチーム内でインフルエンザがまん延し、全体練習再開は約10日前という危機を乗り切った。畠山主将(2年)も「先輩の思いもあった」と話した。

 女子(3人制)は柳ケ浦(大分)が初優勝した。

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2023年3月22日のニュース